傷跡修正について
当院では、リストカット痕や根性焼き痕、手術や外傷による目立つ傷跡に対して、形成外科的アプローチによる傷跡修正治療を行っています。
見た目を気にされる方のために、できるだけ目立たなく、自然な皮膚に近づけることを目的とした審美的治療をご提案しています。
一般的な保険診療では対応が難しい「過去の自傷痕」や「広範囲の傷跡」についても、自費診療だからこそ可能な自由度の高い治療設計が可能です。
このようなお悩みの方が受けられています
- 昔のリストカット痕が人前で気になる
- 根性焼きやタバコ痕を隠したい
- 手術やけがの跡が残っていて見た目が気になる
- 就職・結婚・転居などの機会に傷跡を目立たなくしたい
- カミソリ傷や切創の跡が色素沈着や凸凹になっている
- 「見られたくない」「聞かれたくない」ことへの対処として
施術内容の説明
傷跡の種類や状態(部位・大きさ・深さ・皮膚の性質)によって、修正方法は大きく異なります。当院では、形成外科専門医の診察のもと、以下のような治療を行います。

■ 瘢痕切除(切除縫合法)
リストカット痕や根性焼き痕など、整列した傷や円形の痕を「切り取って、一本の細い線にまとめる」方法です。
形成外科的手技で縫合することで、皮膚の緊張を考慮したきれいな瘢痕形成を目指します。
- 複数の傷痕 → 一本の直線的な瘢痕に
- 根性焼きの円形痕 → ひきつれのない平坦な仕上がりに
- 局所麻酔・日帰り施術が可能
形成外科での経験を活かし、美容的観点と機能性の両立を重視して手術を設計します。
■ 色素沈着・赤み・盛り上がりに対する治療
手術が適さない方や軽度の傷跡には、以下の方法で目立ちにくくする工夫も可能です。
- 外用薬(トレチノイン・ハイドロキノンなど):肌のターンオーバー促進
- 内服(ビタミンC、トラネキサム酸):メラニン抑制・色素沈着軽減
施術名:傷跡修正(瘢痕切除)
施術の説明:気になる傷跡を修正し目立たなくさせていく施術です。美容外科手術で残ってしまった傷跡だけでなく、事故、ケガ、リストカット、根性焼きなどの傷跡などを治療します。
施術の副作用(リスク):メスを入れるため傷跡が残りますが、以前の傷跡ほどは目立ちません。
術後は直射日光を避け、日焼けにはご注意ください。術後落ち着くまでは、激しい運動やサウナ、岩盤浴、飲酒はお控えください。
妊娠中、授乳中の方は施術できません。
施術の価格:1cmあたり30,000円
施術の流れ
- カウンセリング・診察
どのような方法でできた傷か、治したい理由、希望部位などを伺います。※当日手術および処置は医師の判断によります - 治療方法のご提案・説明
切除・縫合が適切か、他の方法が望ましいかを診断し、施術方法・範囲・費用を丁寧にご案内します。 - 施術(局所麻酔)
日帰り手術が可能です。必要に応じて抜糸通院あり。 - アフターケア・経過観察
創部の保護・テーピング指導・再発防止など、術後ケアを丁寧に行います。
よくあるお問い合わせ
完全に「消す」ことは困難ですが、目立ちにくく自然な状態に整えることは可能です。1本の線に整えることで、印象が大きく変わります。
術後は数ヶ月かけて赤みが引いていきますが、肥厚性瘢痕や色素沈着を防ぐためのテーピング・UVケアなどもご案内しています。適切なアフターケアで目立ちにくく維持できます。
ご安心ください。理由や過去について詳しくお話しいただく必要はありません。医療機関として、すべての背景を尊重し、非詮索・非評価の立場で診察いたします。
料金
料金はこちらのページからご確認ください