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皮膚のできもの(腫瘍)

皮膚のできもの治療について

皮膚にできる「できもの」には、良性のものから悪性(がん)の可能性があるものまで含まれます。腫瘍とは、細胞が異常に増殖してできた塊で、単なる吹き出物やしこりとは異なります。

保険診療で対応できる主な症状

皮膚のできもの(腫瘍)には、いくつかの特徴的な症状があります。まず、「しこり」が現れることが多く、その大きさや硬さが時間の経過とともに変化する場合は注意が必要です。また、色や形の変化も重要な兆候です。不整形であったり、色むらが目立ったり、輪郭がはっきりしないような斑点は、良性ではない可能性があります。

さらに、できものを触った際に出血したり、表面がただれて潰瘍のようになることもあります。痛みやかゆみがあるかどうかも判断材料になりますが、無症状のまま進行する悪性腫瘍もあるため、症状がないからといって安心はできません。特に、短期間で急に大きくなるしこりは、悪性の可能性があるため早めの受診が望まれます。

タイプ 主な症状 発生部位 特徴
皮膚線維腫(スキンタグ) 小さい突起、色素なし 首・腋・まぶたなど 良性、痛みなし
脂肪腫 弾性のあるしこり 表皮下(腕、背中など) 良性、動かせる
石灰化上皮腫 白~黄色の硬いしこり 顔、手 良性、痛む場合あり
色素性母斑(ほくろ) 色素斑・隆起する場合あり 全身 多くは良性、形状や色の変化に注意
基底細胞がん 皮膚に潰瘍やしこり 顔など露出部 悪性だが転移しにくい
有棘細胞がん 赤いしこりや潰瘍 日光暴露部 転移しやすいことも
悪性黒色腫(メラノーマ) 不整形の黒・茶斑 手足、体幹 強い悪性度、早期発見が重要
ケラトアカントーマ ドーム状しこり 顔面 良性に近いが稀に悪性変化

治療内容

切除手術(電気メスまたは外科的切除)。局所麻酔で安全に処置。必要に応じて病理検査も実施。

万が一、がん診断と診断された場合は、広範囲切除・リンパ節郭清・放射線治療・化学療法などを検討します。

当院で対応していない治療

以下のような症例・治療については対応しておりません。※これらは皮膚科専門医の受診をおすすめいたします。

  • 液体窒素による冷凍療法
  • 外用薬による治療

よくあるお問い合わせ

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