傷跡・ケロイドの治療について
けがや手術、やけどのあとの傷跡が引きつったり(瘢痕拘縮)、赤く盛り上がったり(肥厚性瘢痕、ケロイド)する場合が治療対象になります。

・引きつれ
皮弁形成や組織移植などの外科的処置が検討されます。局所麻酔で可能な範囲で対応しています。
・肥厚性瘢痕、ケロイド
単に深いキズにより生じた場合、体質的な場合があり、外科的処置には検討が必要です。肥厚性瘢痕は体質的ではないと判断すれば切除縫合を検討します。ケロイドには、痒みや痛みを和らげる目的で、ステロイド剤の貼付または局注を行います。ケロイド切除は放射線治療が必要になることが多く(耳介のものは応談)、対応している病院を紹介いたします。