腋臭症・多汗症について
腋臭症(わきが)や多汗症は、病気ではありませんが社会的ハンディキャップが問題になることがあります。保険治療、自費治療が混在しており、個々での診察にて治療法を検討いたします。

・腋臭症
皮弁法(剪除法)による保険手術ですが、外来手術の場合は片側ずつ2回に分けて行います。これははがした皮膚が壊死しないように術後の固定、肩関節の可動制限などが必要になるためです。両側同時手術を希望される場合は、全身麻酔で入院になりますので、対応している病院を紹介いたします。
ミラドライ(自費治療)を行う場合は、同時に両側の治療が可能です。
・多汗症
腋窩多汗症には、外用薬(エクロックゲル、ラピフォートワイプ)の処方が可能ですが、ボトックス治療は自費で行っています。掌蹠多汗症には外用薬(アポハイドローション)、イオンとフォレーシスで対応しています。
腋窩の場合、ミラドライ(自費治療)による治療も可能です。